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Clineを定額料金で使用する方法とは!?その名もGitHub Copilot Agent Mode!

Clineを定額料金で使用する方法とは!?その名もGitHub Copilot Agent Mode!

公開日 2025/2/25 / 更新日 2025/4/9

カテゴリー

Technology

タグ

AI
VS Code
GitHub Copilot

Clineとは

VS Code拡張機能で、開発効率が格段に上がるとSNSで話題のAIアシスタントです。

対話型のAIで、自動でコード生成とターミナル実行を行ってくれます。

なんとOSSなので、ソースコードも見れます。

github.com

https://github.com/cline/cline

github.comからのリンク

拡張機能自体は無料ですが、APIの使用に応じて従量課金されます。

そのため、1時間で$20ほどかかることもあるようです。

定額版Cline

それじゃあ手を出せないよ…と思ってるあなた!朗報です。

GitHub CopilotのAgent Modeを知っていますか?

こちらは、2025/2/7にα版として導入された機能になります。

github.blog

https://github.blog/jp/2025-02-07-github-copilot-the-agent-awakens/

github.blogからのリンク

なんと、GitHub EducationまたはCopilot proに加入してたら無料で使えます。

導入方法

GitHub EducationまたはCopilot proに未加入の方は、先に加入してください。

学生の方は無料ですので、GitHub Educationへの加入を強くオススメします!

VS Code Insidersのインストール

記事執筆の2025/2/25時点では、残念ながら現在お使いのVS Codeでこの機能を使用することはできません。

ただちに、VS Code Insidersをインストールしてください。

code.visualstudio.com

https://code.visualstudio.com/insiders/

code.visualstudio.comからのリンク

追記(2025/4/9)

2025/4/3より、VS CodeでもAgentが使用可能になりました。順次、全ユーザーに解放していくようです!

github.blog

https://github.blog/jp/2025-04-07-github-copilot-agent-mode-activated/

github.blogからのリンク

VS Code→VS Code Insidersへの移行(2025/4/3より不要となりました)

Shell Commandを有効化しましょう!

コマンドパレットを開きます。(ショートカット: Cmd + shift + p)

shell commandと検索し、Install ‘code-insiders’をクリックする。

次に、拡張機能とSettings.json, およびキーマッピングをVS Codeから移植します。

以下のコマンドを順に実行してください。(Windows, Linuxの方はコマンドを置き換えて別途対応してください)

# 拡張機能を移植
code --list-extensions | xargs -n 1 code-insiders --install-extension

# UserのSettingsを共有
rm -d ~/Library/Application\ Support/Code\ -\ Insiders/User/settings.json
ln -s ~/Library/Application\ Support/Code/User/settings.json ~/Library/Application\ Support/Code\ -\ Insiders/User/settings.json

# UserのKey mapを共有
rm -d /Library/Application\ Support/Code\ -\ Insiders/User/keybindings.json
ln -s  ~/Library/Application\ Support/Code/User/keybindings.json /Library/Application\ Support/Code\ -\ Insiders/User/keybindings.json

自分は上記コマンドが動かなかったので、上記のファイルにコピペで対応しました…。

GitHubアカウントのサインイン

Copilot を利用するために、有効なサブスクリプションを持つ GitHub アカウントでサインインしてください。

拡張機能”GitHub Copilot Chat(Pre-Release版)”のインストール

サイドバーのExtensions: MarketPlaceを開きます。(ショートカット: Cmd + shift + x)

”GitHub Copilot Chat(Pre-Release版)”をインストールします。

GitHub Copilot Chatのエージェントモード設定

VS Codeの設定を開きます。(ショートカット: Cmd + ,)

下図のように、Chat Agentを有効にしましょう。

ターミナル実行許可

GitHub Copilot Agentを使用するにあたり、シェルコマンド実行許可を与える必要があります。

ご使用のシェルに応じて、設定ファイルにコマンドを追加します。詳しくは以下のドキュメントをご覧ください。

code.visualstudio.com

https://code.visualstudio.com/docs/terminal/shell-integration

code.visualstudio.comからのリンク

zshの場合は、.zshrcに以下を書き加えます。

# zshの場合
[[ "$TERM_PROGRAM" == "vscode" ]] && . "$(code-insiders --locate-shell-integration-path zsh)"

おめでとうございます!!

以上で設定は終了です。

使用方法

Copilot Editsモードを開きましょう!(ショートカット: Cmd + shift + i)

下のEditとなっているセレクトボックスを、Agentにします。

AIの評価は、Claude > o3 > Geminiというのが一般的なようです。

2025/2/25現在、Claude 3.7 Sonnetが最新なので設定しておきましょう。

あとは、好きなようにチャットするだけです。

きっと勝手にコード生成して、ターミナルコマンドの提案がされるはずです。

もしエラーが起きても、コード修正案を提示してくれます。しゅごい。。。

環境構築お疲れ様でした!

よい開発ライフをお送りください!

参考

おすすめ記事

GitHub Copilot Agentのベストプラクティス:Claude活用&Prompt設計大全

minabe.work

https://minabe.work/blog/1ab1aee9-867c-80f8-89ba-fca09fa1f40e

minabe.workからのリンク

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