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MacBook Airの動作が重い・容量不足を解消!ストレージを劇的に空ける方法

MacBook Airの動作が重い・容量不足を解消!ストレージを劇的に空ける方法

公開日 2025/7/25 / 更新日 2025/8/1

カテゴリー

Technology

タグ

MacBook

はじめに

最近、MacBook Air(M1, RAM 8GB, SSD 256GB)の動作がとにかく重い…。

「容量不足が原因かも?」と思い、徹底的にストレージを整理したら、なんと80GBも空きました!

この記事では、実際にやった手順とコツを分かりやすく紹介します。

1. 原因の特定:どのフォルダが容量を食ってる?

まずは「どこが一番容量を使っているのか」を調べます。

以下のコマンドでホームディレクトリ直下の容量を確認しましょう。

sudo du -h -d 1 ~ | sort -hr | head -5

ポイント解説

  • du -h -d 1 ~:ホーム直下の各フォルダ容量を人間に分かりやすい単位で表示
  • sort -hr:大きい順に並べ替え
  • head -5:上位5つだけ表示

2. 不要ファイルの削除:開発ツールのキャッシュ編

開発者ならキャッシュが溜まりがち。

まずはHomebrewやnpmのキャッシュを削除しましょう。

brew cleanup
npm cache clean --force

これだけでも数GB空くことがあります。

3. Libraryディレクトリの大掃除

容量を圧迫しがちなのが~/Libraryディレクトリ。

中身を調べて、不要なアプリの残骸を削除します。

sudo du -h -d 1 ~/Library | sort -hr | head -5

よくある大容量フォルダ例

  • ~/Library/Containers:アプリのデータ
  • ~/Library/Application Support:アプリの設定やキャッシュ
  • ~/Library/Thunderbird:昔使ってたメールアプリなど

不要なアプリのデータは思い切って削除!

4. それでも容量が減らない?隠れた大容量ファイルの正体

「削除したのに全然減らない…」そんな時は、他の隠れたフォルダをチェック!

sudo du -h -d 1 ~ | sort -hr | head -10

.localなど、普段意識しないフォルダが大容量になっていることも。

5. Trash(ゴミ箱)問題とgomiコマンドの落とし穴

私の場合、.local/share/Trashがなんと67GBも!

原因はgomiコマンド(rmの代替)で削除したファイルがLinux風のTrashに溜まっていたことでした。

完全削除コマンド

/bin/rm -rf ~/.local/share/Trash

6. 実際にどれだけ改善した?ビフォーアフター

  • ~/Library 71G → 37G
  • ~/Library/Containers 34G → 9.1G
  • ~/Library/Application Support 19G → 17G
  • ~/Library/Thunderbird 3.5G → 0G
  • ~/Library/pnpm 3.5G → 0G
  • ~/.local 359M → 68G → 360M

合計で約80GBの空き容量を確保できました!

7. まとめ・注意点

  • アプリをアンインストールしても、~/Library~/.localに残骸が残ることが多い
  • gomiコマンド利用者はTrashの場所に注意
  • コマンド操作は自己責任で。大事なデータはバックアップ推奨!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

MacBook Airの容量不足で困っている方の参考になれば嬉しいです。

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