はじめに
最近、MacBook Air(M1, RAM 8GB, SSD 256GB)の動作がとにかく重い…。
「容量不足が原因かも?」と思い、徹底的にストレージを整理したら、なんと80GBも空きました!
この記事では、実際にやった手順とコツを分かりやすく紹介します。
1. 原因の特定:どのフォルダが容量を食ってる?
まずは「どこが一番容量を使っているのか」を調べます。
以下のコマンドでホームディレクトリ直下の容量を確認しましょう。
ポイント解説
du -h -d 1 ~
:ホーム直下の各フォルダ容量を人間に分かりやすい単位で表示sort -hr
:大きい順に並べ替えhead -5
:上位5つだけ表示
2. 不要ファイルの削除:開発ツールのキャッシュ編
開発者ならキャッシュが溜まりがち。
まずはHomebrewやnpmのキャッシュを削除しましょう。
これだけでも数GB空くことがあります。
3. Libraryディレクトリの大掃除
容量を圧迫しがちなのが~/Library
ディレクトリ。
中身を調べて、不要なアプリの残骸を削除します。
よくある大容量フォルダ例
~/Library/Containers
:アプリのデータ~/Library/Application Support
:アプリの設定やキャッシュ~/Library/Thunderbird
:昔使ってたメールアプリなど
不要なアプリのデータは思い切って削除!
4. それでも容量が減らない?隠れた大容量ファイルの正体
「削除したのに全然減らない…」そんな時は、他の隠れたフォルダをチェック!
.local
など、普段意識しないフォルダが大容量になっていることも。
5. Trash(ゴミ箱)問題とgomiコマンドの落とし穴
私の場合、.local/share/Trash
がなんと67GBも!
原因はgomi
コマンド(rmの代替)で削除したファイルがLinux風のTrashに溜まっていたことでした。
完全削除コマンド
6. 実際にどれだけ改善した?ビフォーアフター
~/Library
71G → 37G~/Library/Containers
34G → 9.1G~/Library/Application Support
19G → 17G~/Library/Thunderbird
3.5G → 0G~/Library/pnpm
3.5G → 0G~/.local
359M → 68G → 360M
合計で約80GBの空き容量を確保できました!
7. まとめ・注意点
- アプリをアンインストールしても、
~/Library
や~/.local
に残骸が残ることが多い gomi
コマンド利用者はTrashの場所に注意- コマンド操作は自己責任で。大事なデータはバックアップ推奨!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
MacBook Airの容量不足で困っている方の参考になれば嬉しいです。